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昨年見た「レッドクリフ PartⅠ」に引き続き、「~PartⅡ」を映画館で見てきました。
前回よりも一層面白く、見どころもたくさんありました。
PartⅠを見ずにⅡを見たとしても、迫力あるシーンはきっと楽しめるとは思うのですが、
登場人物それぞれの個性・特徴・人間関係を深く知るためにはPartⅠを見てからご覧になる
ことをオススメします。
話のメインは曹操軍vs連合軍(孫権軍、劉備軍)の戦いですが、
まず連合軍といえども曹操の軍には足元にも及ばないほどの戦力しかなく(絵で船の数を
見るとその差が一目瞭然!)普通考えたら勝つのは絶対無理であろう相手に対し、連合軍は
周瑜と孔明の頭脳を持って冷静沈着に作戦を練り、最終的に勝利を手にします。
しかし、その勝利を得たという結果が大事ではなくて、また周瑜と孔明だけの活躍だけでなく
この映画は勝つまでの過程の中に、友情や愛、信頼などの人間関係や勇気や平和の
テーマも様々な形で表現されています。
とにかく、金城武演じる孔明の自然を熟知した緻密な作戦は素晴らしいし、
トニー・レオン演じる周瑜の落ち着いたリーダーの風格は見ていて安心できます。
ホント素敵でした~。
それから、今回は助っ人のように後半にしか活躍の場がなかったのですが、劉備の部下
である武将三人(趙雲、関羽、張飛)は、やっぱり男気があってカッコよさが漂っています!
こんなボディーガードがいたら最高やのにな~などと叶わぬ妄想をしてしまう私。
中村獅童演じる甘興も軍を引き締める役どころとして活躍していました。
迫力満点だったのは火攻めのシーン。制作費が足りなくなるのもわかりますよ。
いろんな戦略が盛り込まれていますが、一番強烈に残っています。
また戦国の世で戦うのは男性が多いけれどー、
この戦いは女性陣(小喬や尚香)の活躍なしには成功しなかったとも言えます。
それぞれが自分の立場・役目をわきまえていて、大事な場面でしっかりと仕事をする姿は、
女性の芯の強さが表れていました。
曹操も、敵としてみると冷酷な指導者で悪役に映りますが、一人間に戻れば、家族を
思い、国を思い、愛する人を一途に慕う人間味もあるんですよね。
それは、彼だけでなく戦場の兵士達もそうだし、指揮官もそう。皆、家族の幸せを願って
いるはずなのに、なぜか戦わなければならない…、非情な時代でもあります。
そんな歴史を踏まえつつ、今こうして現代があるのです。
「三国志演義」は、いろいろフィクションが加わって、読み物として面白くなって
いったというのもあるのですが、壮大な物語です。
現代社会でも、困難にぶち当たった時に、リーダーとしてどういう態度で対処するかとか
何かヒントになる部分もあるかもしれませんね。
私は単純に、男前でカッコイイ人達をたくさん見られて楽しかったわ~
くらいで満足かも。エヘヘ