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昨日、大阪梅田にある HEP HALLで開催
されている個展「忌野清志郎の世界」を観て
きました。
忌野清志郎といえば、ロックミュージシャン
として有名な方ですが(プロフィールには
「バンドマン」て書いてあります^^)、絵画や
絵本、イラストetc…画家としての創作活動も
沢山されていました。
時折、TVで作品をちらっと見たことはあった
けれど、このようにまとめて作品を見せて
いただける機会は本当に貴重なので、すご~く楽しみにしていたのです。
会場内は全体がカラフルでオモチャ箱のよう、まさに“これぞ清志郎の世界”でした。
ビジュアル作品の他、色彩鮮やかで遊びゴコロいっぱいの衣装やブーツ
(これが本当にステキでラブリーなんです!)、愛用されていた自転車のオレンジ号も
展示されていましたよ。
LPジャケットやポスター等、懐かしく年代を感じさせつつも、どの時代も
ただひたすらカッコイイのです彼が生み出す作品もパワフルだけど、
彼自身も全てが絵になる人だったのですね。
絵画やスケッチやイラストも、すべてロック魂を感じる自分流のタッチを
貫いているのがいいな~と。
ホント、楽しんで描いている姿が見えてくるようでした。
また、会場内で映像も見られますよ。(曜日ごとに内容が違うらしい)
清志郎を好きな人にはたまらない展覧会でしょうし、あまりよく知らないという方も
彼のパワーを感じて、きっと元気になることでしょう。
私も友人と最初から最後までニコニコ笑顔で楽しめました~♪
展覧会は2/14まで。
HEP HALLは大阪梅田にあるHEP FIVEの8階です。
奈良の興福寺へ行って参りました。
ちょっとしたブームになっている「阿修羅様」を一目拝みたいと出かけたのですが、、、
現地に着くなり「うわ~~」想像以上の長蛇の列にビックリしました。
平日なのに…という甘い考えは一瞬に消え去り、この人気ぶりにただただ驚くばかり。
忍耐で行列に並び、ようやく阿修羅立像に
お目にかかれました。遠くから見ても近くから
見ても、若さと憂いが混ざった魅力的な3つの
お顔(俗にイケメンとも言われてますね)を持ち、
細くて長い6本の腕が絶妙なバランスで伸びて
います。全体の姿も大変見応えがありました。
長年の歴史を感じる深い朱色も美しく、細部の
装飾も、新鮮にさえ感じます。
時を超えて…見ることは出来ない遠い昔に
思いを馳せながら。。。
なぜかあの空間は、不思議な空気につつまれていたような気がします。
中央にドーンと座っていた大きな釈迦如来坐像の視線を感じつつ、
今回は阿修羅像を含む八部衆の像ばかりに注目。
それぞれ特徴があって興味深く拝見しました。
目とココロの保養をさせていただき、またパワーも得た気分です。
ありがたや~。
この公開は、11月23日(月・祝)まで。
9月5日、大阪は中ノ島にある国立国際美術館へ行って参りました。
やなぎみわさんの婆々娘々(ポーポーニャンニャン)展を観るのが目的でした。。
ちとラッキーだったのは、この日は特別に無料観覧日であったこと!
いや~、どの作品もパワフルで女性の秘めた
強さに圧倒されつつも、老いと生と死…など
様々なテーマが読み取れる作品がたくさん
展示されていました。
内容は3つのシリーズに分かれており、
モデルに老婆姿の特殊メイクを施しCGで完成
された作品「マイ・グランドマザース・シリーズ」、
モノクロ写真が観るものの想像をかきたてる
「寓話シリーズ」、荒野で豊かな胸をゆらしながら
踊る老女(特殊メイク)の大きな写真達の
「ウィンドスウェプト・ウィメン・シリーズ」と、
どのシリーズも強烈な印象を受けました。
「マイ・グランドマザース・シリーズ」は、以前観たことがあったのですが、
また新たな作品が増えていて、一枚ごとにあるストーリーを楽しむことができます。
実はこの中に、以前友人がモデルとして参加した作品があり、久しぶりに老婆に変身した
友人に再会できました。(^^) 作品の中に残るなんて羨まし~い。
「寓話シリーズ」は毒気があって、ちょっと怖かった。一人で夜見たくない感じ(笑)。
モノクロなので、余計にこの独特な雰囲気が漂っているのかもしれません。。。
「ウィンドスウェプト・ウィメン・シリーズ」は5人の踊る老女がドデカイ写真となって
展示されていました。(4m×3m)それも、ちゃんと巨大な写真立てに入ってる!?
しかし、あれだけ拡大されると細部の粗が見えてしまいそうですが、肌のシワ等しっかりと
特殊メイクで表現されているのには驚きました。特に足の質感はリアル以上で凄いです。
そして、振り乱している付け乳(と言ってもよろしいでしょうか?)も、きっと皆さん思わず
凝視してしまうことでしょう。
同じシリーズで、映像作品もありました。小型のパオのような黒いテントの中で上映
されていて、座って覗き込むように見ました。(そうしな見られへんのよ)
不思議な世界でした。
入り口付近では、「マイ・グランドマザース・シリーズ」のメイキング・フィルムが
上映されていたので、こちらもじーっと拝見。
作品から感じるのとは全く違う、やなぎさんや裏方やスタッフの方々の現実的な
制作風景が見られたり、モデルをメイクしている様子も見られて興味深かったです。
私だったら、どんな老婆姿にしてもらおうかしら?…なんて考えると面白いかも。
この展覧会は、~9月23日(水・祝)までです。
東京遠征のついでに、せっかくなので渋谷へ出かけました。
JR渋谷駅と京王井の頭線を結ぶ連絡通路に設置された岡本太郎・作「明日の神話」を
一度見てみたかったからです。
以前TVのドキュメント番組で、メキシコでの作品の発見から日本へ移送し修復する過程を
見ました。岡本太郎氏が作品に懸けた想いもさることながら、岡本敏子さんのこの作品に
対する情熱も印象に残っています。
作品は、ガラスで保護されているわけでもなく自然光も浴びながら、
行き交う大勢の人々の傍らに堂々と飾られていました。まるで神話の壁画のように…。
しかし、これは夢やおとぎ話ではなく現実に起こった悲劇なのです。
しばし佇んで、作品と向き合ってみたけれど、戦争を知らない現代に生きる一人として、
その恐ろしさを想像することは容易ではありませんでした。
ただ想像を超える恐怖を知ること自体を、私が拒んでいただけかもしれませんね。
それでも、けして忘れてはいけない大きなメッセージを受け取ったことは確かです。
また、悲劇ばかりでない深く自由な表現には謎解きのような目を留める要素が
いっぱい散りばめられていました。
岡本太郎さんの計り知れないパワー、本当に圧倒されました。
P.S. ↑ ワイド写真でも全体は納まりません~!
2ヶ月ぶりの更新ですね。(汗)
"いつまで「明けまして…」言うてんねん"と、どこからか声が聞こえてきそうです。
大変お待たせして申し訳ありません。(待ってない?…あ、そう。)
さて先日、久々の青空の下お出かけしたのは京都府南部にある大山崎。
アサヒビール大山崎山荘美術館へ行ってまいりました。
そこで開催されていた『さて、大山崎~山口晃展』というユニークな名前の展覧会を鑑賞してきたのですが、関西では初の個展ということです。
山口晃氏の作品はTVで紹介されていたのを数点見ただけだったんですけど、過去と現在が混ざり合った作品に何だか面白そう~という印象がありました。
実際間近で見ると、細かな表現の巧みさに驚いたり、ユーモアいっぱいで思わず笑わずにはいられなかったり…。
男子的なこだわりが凄いというか、興味のあるところを素直に追求し、実践しているところが気持ちいいと思いました。
特に「最後の晩餐」や「邸内見立 洛中洛外圖」は絵の隅から隅まで舐めるように見てしまったわ。^^;
で、偶然ご本人が来館される日だったようで、図録に
サインをされる姿を遠目に眺めていた私達…。
なかなかお髭の似合うダンディーなお方でございました。
展覧会は、3月8日まで。