(★を@に変えてくださいね)
コメント・TBも歓迎です。
リンクもフリーです。
(但し迷惑コメント・TBは許可なく
削除させていただきます)
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そうだ、プールへ行こう!…という訳で、ひと泳ぎしてきました。(ウソ)
…じゃなくて、ふらりと映画「プール」を見てきました。
仕事の後だったので、ほっこりと癒されに行こうと思ったのです。
なんとなく、ゆる系の映画なんじゃないかな~と想像していたので。
―そして、見た感想を。
私の期待を裏切らない優しくて、なぜか懐かしい気持ちにさせる映画でした。
見終わった後、ほのかな幸福っていうのかな、旅を終えた後の充足感と少し寂しさも
感じました。
登場人物は、京子(小林聡美)、菊子(もたいまさこ)、さよ(伽奈)、市尾(加瀬亮)、
ビー(シッティチャイ・コンピラ)の5人。
舞台はタイのチェンマイ。
えー、あらすじは…映画HP等でご確認くださいね。(^^;)
タイへは行った事がないけれど、始終私が感じたのは懐かしさ。
鳥のさえずり、プールの水の音、風に揺らぐ木々の音、犬さん、猫さん、ブタさん、野良牛(?)
などなど、自然にあふれる環境がとても心地良かったです。
記憶の片隅にある匂いまでしてくるような錯覚さえしました。
画面全体の色彩もいいんですよ。
さりげなく着ているお洋服も素敵だったし。
家族とか友人・隣人とかの境界線を取っ払ったような人間関係、
きっと人によって感じ方は違うのでしょうが、私にはとてもイイ関係に映って
あの中へ突然私が訪ねて行っても、違和感なく過ごせそうな空気が漂っていました。
あの独特の間や、距離感が好きです。
食卓を囲むシーンが何度かありますが、どのお料理も美味しそう~なのです。
それから、音楽の持つパワー。
京子さんがプールサイドでギターを弾きながら、♪君の好きな花 を、ビー君やさよさんと
一緒に歌うシーンは、自分でもわからないけれど胸に込み上げるものがありました。
なんでウルウルするねん>自分…みたいな。
他にも印象に残ったシーンは数多く。。。
私は年齢的には京子さん側だけれど、娘のさよさん目線でずーっと見ていました。
なので、空港とゲストハウスを結ぶ 「行きの道」と「帰りの道」は同じ道だったけれど
完全にその風景を見る自分は変わっていました。
淡々と過ぎていく日々の中にも、いろんな幸せが転がっているはず。
見つけるも見つけられないのも、自分次第・・・そんなことをふと思いました。