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9月5日、大阪は中ノ島にある国立国際美術館へ行って参りました。
やなぎみわさんの婆々娘々(ポーポーニャンニャン)展を観るのが目的でした。。
ちとラッキーだったのは、この日は特別に無料観覧日であったこと!
いや~、どの作品もパワフルで女性の秘めた
強さに圧倒されつつも、老いと生と死…など
様々なテーマが読み取れる作品がたくさん
展示されていました。
内容は3つのシリーズに分かれており、
モデルに老婆姿の特殊メイクを施しCGで完成
された作品「マイ・グランドマザース・シリーズ」、
モノクロ写真が観るものの想像をかきたてる
「寓話シリーズ」、荒野で豊かな胸をゆらしながら
踊る老女(特殊メイク)の大きな写真達の
「ウィンドスウェプト・ウィメン・シリーズ」と、
どのシリーズも強烈な印象を受けました。
「マイ・グランドマザース・シリーズ」は、以前観たことがあったのですが、
また新たな作品が増えていて、一枚ごとにあるストーリーを楽しむことができます。
実はこの中に、以前友人がモデルとして参加した作品があり、久しぶりに老婆に変身した
友人に再会できました。(^^) 作品の中に残るなんて羨まし~い。
「寓話シリーズ」は毒気があって、ちょっと怖かった。一人で夜見たくない感じ(笑)。
モノクロなので、余計にこの独特な雰囲気が漂っているのかもしれません。。。
「ウィンドスウェプト・ウィメン・シリーズ」は5人の踊る老女がドデカイ写真となって
展示されていました。(4m×3m)それも、ちゃんと巨大な写真立てに入ってる!?
しかし、あれだけ拡大されると細部の粗が見えてしまいそうですが、肌のシワ等しっかりと
特殊メイクで表現されているのには驚きました。特に足の質感はリアル以上で凄いです。
そして、振り乱している付け乳(と言ってもよろしいでしょうか?)も、きっと皆さん思わず
凝視してしまうことでしょう。
同じシリーズで、映像作品もありました。小型のパオのような黒いテントの中で上映
されていて、座って覗き込むように見ました。(そうしな見られへんのよ)
不思議な世界でした。
入り口付近では、「マイ・グランドマザース・シリーズ」のメイキング・フィルムが
上映されていたので、こちらもじーっと拝見。
作品から感じるのとは全く違う、やなぎさんや裏方やスタッフの方々の現実的な
制作風景が見られたり、モデルをメイクしている様子も見られて興味深かったです。
私だったら、どんな老婆姿にしてもらおうかしら?…なんて考えると面白いかも。
この展覧会は、~9月23日(水・祝)までです。